メカニック
レースに惹かれて入った
メカニックの道
目標は大きく、
先輩から学ぶ日々
間近で見たGTレースが、
メカニックの道の始まり
子どものころから車は好きでしたが、自動車業界で働こうとは思っていませんでした。レース好きの友人に誘われてGTレースを間近で見たことが、この仕事に興味が湧き、目指したきっかけです。自動車専門学校では、色々な会社の話を聞く機会がありましたが、SUBARUにはディーラーのメカニックでも大きなレースに出られるチャンスがあると知り、入社を決めました。
クルマだけじゃない、
メカニックのパートナー
配属された店舗では、販売とサービスのスタッフのコミュニケーションがとれていて、少し驚きました。入社前は、メカニックとセールスは分かれて仕事をしているイメージがあったので。店舗によって雰囲気に違いがあるとは思いますが、今の店舗は和気あいあいとしており、良い意味でギャップを感じました。業務の面では、専門学校のころからお客様と話すスキルが必要と言われていましたが、実際に接する機会は多く、その通りだと感じています。
先輩に追いつける日を
目指して
日々の業務では車検が多く、その中でいろいろな作業を割りあててもらっています。整備台数は1日5・6台です。自分にはまだ知識と経験が不足していますが、先輩メカニックが迅速に故障診断をしているのを見ると、とても印象に残ります。一つの不具合に色々なアプローチから判断して原因を発見する姿は尊敬しますし、そんな先輩から「早く一人前になってほしいから」と色々な作業を任せられるときは嬉しいですね。知識不足を指摘されたときは少しへこみますが、もっと成長したいとやる気になります。
「なぜ」を考える
入ったばかりの頃は、わからなければすぐ先輩に聞いてばかりでした。最近はそれぞれの現象に対して、「なぜそうなるんだろう」と立ち止まって考えるようになりました。もちろん限られた時間の中で作業するので、考えてばかりもいられませんが、次の成長につながると思います。 また、メカニックにとっては伝えるスキルも大切です。専門的なものをどれだけわかりやすく伝えられるかと、メカニックが自信をもって伝えることは、お客様との信頼関係を築く鍵だと思っています。自分で説明できるようになるためにも、「なぜ」を考える姿勢は大切にしていきたいです。
目標は大きく。
まだ少し先だけど
ニュルブルクリンク24時間レースにレースメカニックとして選ばれることが大きな目標です。実務経験やSUBARUの認定資格も必要なので、すぐに実現できるものではありませんが、日々の仕事で知識と経験を磨きながら、全日本ラリーなどにもメカニックとして参加して、選ばれるように努力をしていきます。